ナショナル・エアラインズ102便墜落事故(ナショナル・エアラインズ102びんついらくじこ)とは、2013年4月29日にアフガニスタンのバグラム空軍基地にて、アメリカのナショナル・エアラインズの貨物機(B747-428BCF)が離陸直後に墜落した航空事故である。この事故で乗員7名全員が死亡した。付近を走行中の自動車のドライブレコーダーが偶然事故の瞬間を撮影しており、動画共有サイトやニュースで公開された。後の調査では、離陸時に不適切に固定されていた貨物が外れて貨物室の後部へ転がり、後部圧力隔壁を突き破って後部の飛行制御システムに障害を与えたと結論づけられた。これが機体を制御不能にし、貨物の移動からのバランス変化によりもたらされた失速からの回復を不可能にした。