アル・バスタキヤ (ドバイ)
アル・バスタキヤ(Arabic: البستكية,English)は、、アラブ首長国連邦のドバイのバール・ドバイ地区にある伝統的建物を保存した歴史地区。アル・ファヒーディ歴史地区(Arabic: حي الفهيدي التاريخي,English: Al Fahidi Historical District)や、単にバスタキヤと呼ばれることもある。 ペルシア湾のアラビア半島側で、風の塔(空調用の自然通気塔でBarajeelと呼ばれる)を持つ建物が唯一残る旧市街であり、ドバイで最も古い風景を残している地区である。地域の広さは約31,000m2で、19世紀中頃から1970年代まで使われていた約60棟の建物が保存され、一部は文化施設やホテル、アートギャラリーやカフェなどとして使われ公開されている。 アル・バスタキヤ地区の西側に隣接して首長官邸(Ruler's Court)とディワン・モスク(Diwan Mosque)があり、地区の北側はドバイ・クリークに面した岸壁である。