アンリ・コアンダ国際空港(アンリ・コアンダこくさいくうこう、Romanian: Aeroportul Internaţional Henri Coandă - Bucureşti、English: Henri Coandă International Airport)は、ルーマニアの首都ブカレストにある国際空港である。2004年5月にルーマニア出身の技術者でジェットエンジンの父と言われるアンリ・コアンダにちなんで、「オトペニ空港(Otopeni Airport 、)」から今の空港名に改名された。同国のフラッグ・キャリア、タロム航空のハブ空港である。 2007年には約500万人の利用者を数え、2008年には約600万人の利用者数を見込んでいる。 現在は一つのターミナルビルに、国際線出発ホール、国際線到着ホール、国内線ホールの三つの区域がある。国際線到着ホールは、旧オトペニ空港のターミナルを利用しており、国際線出発ホールは1997年に新築された部分である。