(-13°55' -171°45') ウポル島(Upolu)は、南太平洋のサモア独立国にある海底火山による玄武岩によって形成された島。 島の長さは東西に長く約75km、面積は1,125km。国の人口の大半が住む同国で最も人口が多い島である。島の西端にはファレオロ国際空港があり、首都アピアは島の北部に位置している。隣のサバイイ島と異なり、ウポル島では火山の爆発の記録は残っていない。 18世紀後半から19世紀前半にかけて、島はOjalavaやOjolavaと呼ばれていた。19世紀後半、ロバート・ルイス・スティーヴンソンは島に400エーカーの農園を所有し、1894年に当地で亡くなった。 2009年9月29日朝6時48分頃、アピアの南方約195kmを震源として、マグニチュード8.0の地震が発生(詳細は2009年サモア地震)。ウポル島南東部を約10mの津波が襲い村が壊滅的な被害を受け死者が多数などの被害が生じた。 アウトボードエンジンによる珊瑚礁外のマグロやカツオ漁の技術指導など 昭和40年代後半より国際協力事業団傘下の青年海外協力隊による支援が続いている。