ハバナ・クラブ(Havana Club)は、キューバのマヤベケ州で製造されているラム酒のブランド名。 ホセ・アレチャバラ(José Arechabala)が1878年に設立したブランドだが、1959年のキューバ革命によりオーナーであったアレチャバラ家はスペインへ亡命。製造会社は国有化された。アレチャバラ家はアメリカへ移住し、ハバナ・クラブの商標を登録。この商標の使用許諾を得てバカルディからハバナ・クラブ銘のラム酒がアメリカ国内にのみ販売されていたが、商標の更新を行わず、1973年に商標権は失効している。商標はキューバ政府公団Cuban exportsが翌1974年にアメリカで登録申請し、1976年に承認された。 1994年にフランスのペルノ・リカール社とキューバ政府とが出資比50:50の合弁事業としてハバナ・クラブ・インターナショナル(Havana Club International)を設立。ハバナ・クラブのブランド名は、ハバナ・クラブ・インターナショナルが所有することになった。 ハバナ・クラブの商標は、ハバナ・クラブ・インターナショナルによって世界180か国以上で登録されており、2…