レディーエリオット島またはレディエリオット島()は、オーストラリアのグレート・バリア・リーフ最南端のサンゴのキー (島)。島はクイーンズランド州市の85 km北東に位置し、面積は凡そ45ヘクタール。グレート・バリア・リーフの島、暗礁群であるに属し、オーストラリア連邦政府の所有となっている。島は小規模なエコツーリズムの拠点ともなっており、ブンダバーグや、ブリスベン、ゴールドコーストから毎日運航されている飛行機用の仮設滑走路も備えている。 レディーエリオット島は、グレート・バリア・リーフ海洋公園内でグレート・バリア・リーフ海洋公園局(Great Barrier Reef Marine Park Authority, GBRMPA)により設定された「グリーン・ゾーン」(Green Zone)と呼ばれる、規制が最高度の区域内にあり、 海草藻場やマングローブ林、深海の砂州やサンゴ等の、野生動物にとっての重要な産卵、育児場所を保護することで域内の生物多様性が守られている。 また、島はスクーバダイビングやシュノーケリングの名所としても知られており、グレート・バリア・リーフ最南端の、大陸の海岸から離れ…