タジュラ
タジュラ(Tadjoura)は、ジブチの都市。人口48093人(2010年)。ジブチ第三の都市であり、タジュラ州の州都である。タジュラ湾の北岸に位置し、南岸のジブチ市とはフェリーで結ばれている。 タジュラは古くからの港町で、アダル・スルタン国の統治下に入ったのち、19世紀後半にはフランスが進出してフランス領ソマリランドの一部となった。1886年には詩人のアルチュール・ランボーがこの町から隊商を仕立ててエチオピアのショア地方へと向かい、エチオピア帝国のメネリク2世に武器を売り込みに行っている。その後、1977年のジブチ独立によってジブチ領となった。